H山号のトラブル |
それはオフに参加したH山さんの、なにげない一言で始まりました!!
「最近ショックをオーバーホールしたんだけど、それ以来車高がちょっと高くなったんです。ショップは馴染めばもとに戻るって言うんですが・・・」
これを聞いたメカに強いメンバーたちは「そんなはずないよ! バネじゃなくてオーバーホールしたのはショックだけでしょ!?」って事で、さっそく車高が元に戻らない(=2~3cm上がった)原因をさがし始めました。
このメンバーにかかれば、カリブラのトラブルの原因究明など、さほど時間もかかりません!
ほどなくバネが正しい位置に装着されていない事が判明しました。上の左右の写真を見れば一目瞭然です。左が今回のH山号のバネの装着状態。これに対して正しい装着位置は写真右の様に斜めに装着されるのが正規の装着状態です。
本来、斜めに装着されるバネが垂直に装着された為に車高が2~3cm上がってしまったのです。これじゃ「ショックが馴染んで」きても車高は下がりません!!
別のアングルだと間違った装着状態である事が良くわかります。車体側(上側)の位置が正規の位置とは違っている為、半分外れかかった状態なのが良くわかります。この状態で車体が上下に激しくバウンドしたら、バネがはじけ飛んでしまう可能性もあり大変危険です!!
原因さえ解ってしまえば、Point26最強メンバーが揃っているこのオフなら、治せないワケがありません♪
数人ががかりでたちまち、左側も右側も、間違った装着位置を正しく治していきます。
修理の技術も「驚くほど」すばらしいのですが、それ以上に修理に必要な道具が古株メンバーのトランクから、たちまち集まってくるのも「驚き」です(笑)。作業者が「だれか○○もってな~い?」と尋ねると、常に2~3人が「あるよ~!」と答えます。みなさん、カリブラの小さなトランクスペースにどうしてそんなに適切な工具がはいっているの??(爆)
用意周到なのは、工具や修理作業だけではありません! たちまち記録班も編成され、女性カメラマンや日傘担当のAD君まで用意され、完璧な体制となりました。おそるべしPoint26!!(爆)
さて、程なく無事に作業も終了し、右の写真の様に車高もかっこよくダウンしました♪
このページをご覧のカリブラオーナーの皆さん、カリブラは希少車ですのでショップ側も経験が少なかったりして、たまにこういう事がおきます。以前にもインタークーラーをラジエターと間違えて(たしかに同じ様な位置に並んで付いているけど...)冷却水を入れられ、廃車になってしまった例もあります。ですから本当に信頼できるお店での作業を心がけて下さい。(不安な人はPoint26に入会しましょうネ!!)
2008/8/3オフ詳細 |
オペルカリブラのオーナーズクラブ「Point26」のオフラインミーティングの年ごとの概要リポートです。 ※記載内容(写真、文章等)で不都合のある場合は修正致します。 お気軽にご連絡ください。m(__)m |
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