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2011年4月10日/京都花見裏ミニオフ

  震災の影響で各地でお花見を自粛しているところもある中、やはり、ほんのりとピンクに彩られた桜が開花すると心が落ち着かない。うかれ気分とはいかないまでも、桜を愛でたい気持ちが高まるというもの!!
ここ数年見逃した京都醍醐寺のしだれ桜が満開というテレビ放映を見てしまうと、いてもたってもいられず、「醍醐の桜を見たい!」という欲求が高まってしまったMUSEさんは、○なーさんを誘い(強制連行して)一路、桜咲く京の都に向かったのでございます。。。
(桜は、「東京でも見られるだろ~!!」と叫ぶ○なーさんの言葉を無視して...)



東名・名神とカリブラを疾走させて、ほぼ開門と同時に、醍醐寺に到着♪ が、開門の時間でも、周辺の駐車場という駐車場は満車!道路は大渋滞(醍醐寺P待ち渋滞>ある意味予想通り)!! しかぁ~し!、そこは去年の下見が活きている?!お陰で、知る人ぞ知るところに○なー号を駐車。(去年の奥醍醐に往復3時間かけて徒歩で登った甲斐があったというものです。。。)
東京の人とは思えない地元を熟知した行動で、たどり着いた境内は、人人人・・・・カメラを抱えた人の多いこと!昨日の強風はウソのようで、青空と汗ばむような暖かさで、最高のお花見日和♪
 


 ここ醍醐寺は、豊臣秀吉の「醍醐の花見」で有名なお寺で、本来ならば4月10日の今日は、『太閤お花見行列』の行事が開催される日でしたが、震災の影響で中止となっておりました。(残念) しかし、人あるところに桜ありき。。。といっても、どこを向いても、桜桜・・・人人・・・です。



青空に飛行機雲としだれ桜。見事ですね~。どうですこの桜♪ まさにお花見日和です!!
 


東の女王様ことMUSEさんが、お楽しみにされていた『醍醐寺のしだれ桜』は、知る人ぞ知る銘木で古くから多くの歌人にも愛されてきた桜です。MUSEさんは、咲き誇る多くの桜には目もくれず、銘木の『その桜』がご所望の様子です。
ところが、今年も時既に遅し...! 昨年の悪夢の再来! 『その桜』は、すでに盛りを過ぎて散り始めて、銘木の周囲にはピンクの絨毯が・・・・。(残念!!>写真上左)
ガッカリと肩を落としたのは、MUSEさん。いえ、もっとガッカリしたのは、実は○なーさんだったのです。『今年、満開の醍醐のしだれ桜を見せたら、もう数年は行かなくて済む♪』と密かに考えていたのです。それがガラガラと音を立てて崩れてしまったのでした。ここのしだれ桜は、有料の境内の内部にあって外からは見えないですし、染井吉野よりも一足先に満開を迎えます。ところが染井吉野の開花情報を中心に広報される現在では、満開のタイミングを知るのがとても難しいのです...。満開の染井吉野と、その下で野点で浮かれる人々(写真上右)を尻目に、深くうなだれる二人でした。



不完全燃焼のMUSEさんを満開の桜咲く、京都市内の鴨川にお連れした○なーさん。少しでもご機嫌が直ってくれればと...。 定間隔でカップルがちょこんと川辺に座り、お花見をしている様は、京の鴨川ならではの光景です。それにしても染井吉野はまさに満開の絶好のタイミングなんですけどね。。。



「花」でご機嫌が取れなければ、「だんご」でリベンジとばかり、いざ、祇園へ!
日曜日ということと、桜のシーズンが重なり、祇園界隈のどのお店も、予約はいっぱい、大行列(お店の外に並んでいなくとも、店内でトグロを巻いた様に並んでいるという)の有様!!(驚) 祇園に行けば、なんとかなると思っていた流石の○なーさんも、驚きを隠せません。しか~し! 強運の持ち主(いつも旅先で強運を使いまくり!だから・・・・)のMUSEさん、祇園の路地裏にひっそりと暖簾を構えた雰囲気の良さ気なお見せを発見!一見さんだけど、イチかバチか、入ってみることにしたのであります。。。町屋作りの店内は、モダンな雰囲気。いにしえの都と現代が混在しているような、静かな心地よい空間でございました♪



ランチのお値段も千円代でお手ごろ感覚で、味は二の次なのかも・・・と期待はしておりませんでしたMUSEさんと○なーさんは、それぞれオーダーしたランチを一口食べて、「あら!」「おっ!」と声を発するほどの美味しさでした♪ 京都といえば湯豆腐が有名ですが、このお店ではとびきりのお豆腐を、紫蘇と茗荷、九条葱をあしらって、醤油ベースの餡をかけていただく、あんかけ豆腐丼をランチメニューとしてご提供しています、との事。甘辛い醤油の餡と、香り豊かな薬味が絶妙で、とっ~てもやさしく、大変良いお味でした。MUSEさんのオーダーした、石焼き親子丼も、京都らしく、花山椒がぴりっと利いてて、アツアツの石の器でいただく趣向を凝らしたおもてなし。石の器のおこげがなんといえないお味で、芳ばしく軟らかいジューシーな鳥肉と絶妙のハーモニーでした。予想以上の、たまらなく美味しいランチでした☆☆☆♪
期せずしてお昼の食事に、大満足のお二人ですが、皆さんにもご紹介したいほどのこのお店。しかし、夜は酒所として連日営業していますが、ランチタイムは、気まぐれに休日と桜と紅葉のハイシーズンにのみの営業との事でした。残念ですが、うたかたの桜のご縁として、再会はまた来年といったところでしょうか。。。♪





お腹もいっぱいになり、河原町の川端をそぞろ歩き♪ 満開なのは、染井吉野ばかりではございませぬ...! 華の都・京都は、源氏物語の『紫の上』、『六条の御息所』、『明石の君』などなど、美しさを競った平安の姫君の様に、文字通り個性豊かな様々な花々が美しく咲き誇り、平安の昔を彷彿とさせる様な、優雅で美しい春真っ盛りでございまする。



とはいっても、肝心の満開のしだれ桜が見られなかったMUSEさんのご機嫌をとろうと(○なーさん必死ですね)、急遽、京都メンバーを呼び出して、京都お花見裏ミニオフを開催することになったのでございます。。。



東京を出発する前日に、京都メンバーにはそれとなく、「日曜日に行くから」と伝えてあったため、土曜日に洗車して準備をしていたS水@京都さんは、H@京都さんとお連れの方を乗せて、岡崎公園の地下駐車場に集合。


洗車したてでピカピカです!ホイールもマフラーも曇りなし!オリジナルステッカー、イルミも健在です!



先日も、JAL機内雑誌(4月号)に掲載された効果もあり、いつもよりも長蛇の列を作っている○なー&MUSEさん行きつけの『グリル小宝』。一足先に並んで待っててくれた京都メンバーの皆さんと○なーさんが合流。するとそこに、東京のI原さんから、HELPメールが! ターボを所有の○なーさんに代わって、イルムシャーI原号の不調に的確なアドバイスをするH@京都さん。メンバーの結束力は偉大ですね。そうこうしているうちに店内に案内されて、席に着くことができました。さて、何を食べるか迷いながら、オーダーして程無く、小宝といえば、特大のオムライス!がテーブルに運ばれてきました♪


MUSEさんお気に入りのハイシライス(ハヤシライス)、具が沢山入った焼き飯!いつもながら美味しいのですが、ボリューム満点なので、少し残してしまいました。(勿体無い)美味しい洋食を囲みながら、カリブラ話に花が咲き。。。



再び駐車場に戻ってきて、撮影タイム♪ この日のために(?!)新調したH@京都さんの一眼レフで、パチリパチリと撮影を楽しんでおりました。



さて、駐車場での撮影大会も、平安の姫君以上に愛しいカリブラが被写体たど、なかなか終焉にはいたりません。しかし、そろそろ東京に帰らねば・・・と、名残惜しつつも、解散と相成りました。
これにて、満開の『都の桜』に誘われた京都花見裏ミニオフレポートも、そろそろ筆を置く事といたしませう。。。

   花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に

                            小倉百人一首より  詠み人:小野小町



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