皆さん、ご存知でしょうか? 羽田空港に完全予約制の個室駐車場がある事を! 羽田空港には、第1ターミナル(主にJALが就航)にP1、P2の大きな立体駐車場が2つ、第2ターミナル(主にANAが就航)にP3、P4の立体駐車場があります。P1~P4それぞれが6階建ての大きな駐車場で、最近出来た国際線ターミナルにもほぼ同規模の駐車場があります。この巨大な収容台数を誇る駐車場群ですが、夏休みや年末年始などは、満車になったり、入場待ちの長い列が出来てしまいます。
そこで、P4の1階部分にオープンしたのが、完全予約の駐車場です。ここには2種類の駐車スペースが用意されていて、1つは通常の平置きの駐車場ですが、予め予約する事が出来て年末年始などの混雑時でも確実にそしてスムーズに駐車場を利用する事ができます。そしてもう1つは、予約&個室駐車場です。上記の予約駐車場の機能にさらに駐車スペースがシャッター付きの完全個室で、旅の間にあなたの大切な愛車を、ドアパッチンなどのキズや、風雨、雹、盗難などから完全に守ってくれる、車愛好家には最高の駐車場です。
いつかは試しに一度使ってみて、レポートを当ホームページに掲載したいと思っていたのですが、なかなか良いタイミングがなくて、オープンからけっこう月日が経ってしまいました。しかし、今回、○なーさんとMUSEさんが函館ミニオフに飛行機で参加するとの情報があり、ついでにレポートしてもらう事となりました♪
さて、函館ミニオフの当日、羽田空港第2ターミナルに愛しのカリブラで到着した○なーさん(写真:左上)。P4駐車場の回りを一周して『予約者専用入り口』にカリブラをつけます。(写真:右上) あいにくの小雨の中ですが、完全装備の守衛さんが待っていてくれます。「予約した△△です。」と名前を告げると、ナンバープレートの番号を照合されて入り口を通過。通常と同じく駐車券をとって、駐車場内部へ入ります。
P4の1階は予約車専用のスペースとなっていて、建物の周辺部分には平置きの駐車スペースが沢山あります。そしてエレベーター近くの便利な場所にシャッターがずらりと並んだコーナーがあって、ここが『個室』の駐車スペースになっています。守衛さんの指示に従がって進んでいくと、『F102』のシャッター前に到着。どうやらここがカリブラに割り当てられた『個室』のようです。とりあえずシャッター前にカリブラを停めて、シャッターの開閉の仕方や、シャッターの開閉のカギとなる暗証番号の設定の仕方を、守衛さんが親切丁寧に教えてくれます。丁寧な言葉使いに、気分は早くもエグゼクティブです。。。☆♪
シャッター内の個室スペースは、カリブラなら2台分はらくらく入りそうな程の広さ♪ 左右のドアを全開しても、余裕です! 個室の大きさは大小色々ある様で車の大きさに合わせて、ある程度考慮して場所を決定するそうですが、ハマークラスでも実は小さい個室で十分に入るのだそうです。
首都高速の渋滞を心配して、早めに羽田空港にたどり着きたかった○なーさんたちは、とりあえず旅行に持って行く荷物を整理もせず、カリブラに詰め込んだだけでした。そんな『未整理・バラバラ』の状態で到着しても、この個室駐車場なら大丈夫♪ 親切な守衛さんがエレベーターホールからカートを持ってきてくれるし、個室の隅にMUSEさんは雨傘を干し、ここで旅の荷造りをするスペースが沢山あります。 個室内は好き勝手自由に空間を有効利用♪
さて、無事に旅の準備も完了! それにしても、国内の一泊旅行というのに、海外旅行に一週間分くらいの荷物か?!と見まごう程の大荷物です!(笑) まぁ、MUSEさんはいつもこんな感じの荷物の量なんですが...(笑) その巨大なクーラーボックスまで持って行くのか?(汗)
ところで、個室の料金ですが写真の通りです。2001年のとうもろこしオフに飛行機で○なーさんが参加した時には、2泊3日で2万8千円ぐらい羽田空港で駐車料金を支払っていましたから、個室でこのお値段は以前の半額以下! そう考えれば、P1~P4の大駐車場が完成して随分とお安くはなりました...。でも地方空港の駐車料金の感覚だと、かなりお高い設定ですよね。
守衛さんに教えて頂いたとおりに、タッチパネルに暗証番号を入力し、シャッターを閉めます。閉める時は安全の為、閉まりきるまでボタンを押し続ける必要があります。押し逃げで飛行機に飛び乗りは出来ませんよ!!
ゆっくりとシャッターが徐々に閉まっていきます。カリブラよ、暫しの別れぢゃ~!!!(寂)
そして、カリブラを個室駐車場に残して、○なーさんとMUSEさんは函館の空へと旅立っていきました。
さぁ~て、その翌日の夜です。函館→羽田の最終便で羽田空港に戻ってきた○なーさんとMUSEさん。
お土産や、函館の海鮮がいっぱい詰まったクーラーボックスと共に、ご帰還です。(写真:左上)
愛しいカリブラの待つP4駐車場の1階へ向かいます。「かりぶら~ぁ♪ ただいま~。」、1泊2日の函館旅行を終えて個室駐車場のシャッターを開けると、そこには、出発時と変わらぬカリブラの姿と、すっかり乾いたMUSEさんの雨傘がありました。(写真:右上)
行きと同様に広々とした空間を使って、荷物を積み込み、事前精算機で駐車料金を支払います。駐車券も、事前精算機も普通の駐車場とまったく同じものなので、『個室』の料金ではなく『通常』の料金で出られないかな~。。。と淡い期待を抱きましたが、しっかり『個室』料金で精算され(笑)、羽田空港から自宅へカリブラで帰路につきました。
レポートは以上ですが、実際に使ってみると、愛車を安全に停めておけるだけでなく、守衛さんの親切な対応や、エレベータへの近さ、荷物の整理が出来るほどの広さ等々、予想外のメリットもあって、すご~く快適でした♪
最後になりましたが、使ってみたくなった方々に利用方法のご案内です。まず下記の羽田空港の駐車場のホームページ(写真:左上)に、事前に自分の車を登録する必要があります。登録してから予約画面で『個室』の予約をしてください。
https://haneda-p4.jp/airport/entrance/0000.jsf
それから実際に使ってみて、初めて利用するときには『予約専用入り口』がわかりづらいので、事前にホームページの地図を見て(写真:右上)、しっかり確認しておく事をオススメします。また、この施設は当初『お金持ち』の方々をターゲットとして作られたようですが、実際の利用者は、私たちの様に車をこよなく愛する方々が多いとの事でした。建ったばかりの頃は、この存在を知られておりませんでしたから、ガラガラ状態でした。が、最近は首都圏の『車愛好家』の間で広く知れ渡り、結構、満室のことがあるようですから、ご予約はお早めに!
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