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オペルカリブラの各部の取り外し方の解説です。自作派の方や、ちょっと部品を交換したい時に是非ご活用下さい!!
自作派必見!!

No.1 内装関連
No.2 外装関連
No.3 エンジン・駆動系


 

エアコンパネル廻りの外し方


 エアコンパネル周辺を外すには、まずハンドルの奥のボスに相当する部分に付いている、上下の樹脂製の部品のを外します。(写真下の部品)





エンジンをかけて、上の写真(左)の様にハンドルを90度切ります。上の写真(右)の様に小さい蓋が出てきますので、これを外します。



そうすると、その下からネジが出てきますので、これを外します。(写真右)



同様に、再度エンジンをかけてハンドルを反対に90度回して、反対側のネジも外します。



両側のネジを外したら、再びハンドルを正面に戻して、上側の樹脂部品を写真(右)の様に、少しだけ浮かせておきます。



次にイグニッッション・キーの部分のゴム部品(写真左下)をつまんで引き出します。この部品は押し込まれているだけなので、簡単に外れます。ただし、装着時は位置合わせのツメが裏側にありますので、そこを合わせるようにして装着してください。



さて、今度は下側の樹脂部品を外します。(写真左)



写真は真下から撮影したものです。丸印のところ3箇所にネジがあります。赤丸と緑丸ではネジの種類が違いますので、装着時に注意が必要です。



3箇所のネジを外したら、下側の樹脂部品はぐらぐらの状態になりますので、イグニッションキー部分をずらしながら外してやれば、上の写真(左)の様に外せます。下側が外れると、ずらしておいた上側の部品(写真右)も簡単に外せます。




メーターパネルの直ぐ下にある樹脂パネルを外します。写真(上)の様に真中の部分に指(爪?)をかけて手前に引き出します。そうすると中央部分のロックが外れて、真中が浮き出した様になります。この作業はできるだけ、樹脂パネルの温度が高いとき(夏)にやったほうが、樹脂が柔らかいので、やりやすいです。



写真(上左)では、指先がメーターパネルとの間に完全に入っているのが良く判ります。上の大きい写真と比べると樹脂パネルの中央部が浮き出しているのがご理解頂けるはずです。こうなったらこの樹脂パネルを「へ」の字に曲げながら両端のツメを左右のパネルから外していきます。



写真上は右側の端が外れかけているところです。この作業、初めての方にはかなり難しいと思いますが、慣れてくるとある程度の時間で出来る様になります。



右側が外れたので、同様に左側も外します。



両側とも外れたら、ワイパーレバーに当たって「ワイパーを動かしたりしない!」様に注意しながら、メーター直下の樹脂パネルを外します。



今度はメーターの上側のアーチ状の樹脂パネルを外します。これは写真(左右)の赤丸の部分にネジがありますので、それを外します。



2本のネジを外したら、写真(右)の様に下方向に少し動かしてから、手前に取り出します。



これで、メーター周辺が外れました。




次は、時計ユニットを外します。まずは時計ユニットの周辺のパネルですが、写真(左)の様に前かパチンとはまっているだけなので、下の方から爪をかけて手前に引っ張れば簡単になずれます。パネルが外れると時計ユニットの上下に詰ツメが出てきますので、写真(右)の様に上のツメは下方向に、下のツメは上方向に押しながら(こうするとツメがはずれますので)手前に引き出します。



時計ユニットを完全に引き出したら、裏側にコネクターがありますので、このコネクターを外します。(写真右)



上の写真は、時計ユニットを外した部分の拡大写真です。写真の様に赤丸部分2箇所にネジが出てきますのでこれを外します。



さて、今度は反対側の運転席側を外します。写真(左)の右手の部分にネジがあります。写真(右)がその部分の拡大写真になります。ここの赤丸部分のネジを外せば終了です。



以上でエアコンパネルは外れました。しかし、実際は裏側に配線のコネクターや、温度調整レバーに繋がっているコントロールワイヤーが装着されていますので、この状態では完全に取り外す事はできません。しかし、グラグラの状態にはなります。写真の黄色枠の部分が浮いているのが解かると思いますが、ここまで外しておけば、いろいろな作業に発展できると思います。



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