オペルカリブラ OPEL-CALIBRA.com

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オペルカリブラの各部の取り外し方の解説です。自作派の方や、ちょっと部品を交換したい時に是非ご活用下さい!!
自作派必見!!

No.1 内装関連
No.2 外装関連
No.3 エンジン・駆動系


 

前席足元のサイドパネルの外し方


スタートはリアシートの座面を外します。



 まずは、作業の全体をご理解いただく為に、外した状態の写真を最初にお見せします。上の写真の「赤丸」のところのヒモを手前に引っ張ることでリアシートの座面をくわえ込んでる「黄色丸」の部分のツメが外れる構造になっています。



上の写真(左)の様に、リアシートの座面の前にあるヒモに指をかけてカリブラの進行方向に引っ張ります。長期間座面を外さなかった車は、けっこう力がいる場合もありますが、普通は「ガキン」という音がして、リアシートの座面の前側が2~3cm浮きますので、こうなればツメは無事に外れています♪ 外れたことは目では確認できませんが、座面の前の方を下からかるく持ち上げて5cm以上浮き上がる様ならOKです。(写真右の右手の様に!) 当然ですが、左右2箇所ありますので、反対側も同じ要領でツメを外します。
左右のツメが外れたら、あとは座面の前の方を少し上げながら座面全体を前方に引き出します。この時シートベルトのアンカー部分(左右2箇所)を座面の穴から抜いておきましょう。(写真右の左手)



あとは、外れた座面をドアから外に出せば作業は終了です。参考までにツメがかみこんでいるのは、座面裏側の「黄色の丸」の部分(写真右)です。太めの針金をくわえ込む様にしてロックしています。




リアシートの座面が外れたら、今度はフロントドアの下側のサイド者ルを外します。上の写真の様にネジが見えますのでドライバーで外していきます。



上の写真(左)では、ネジの場所を「赤丸」で示してあります。写真では3箇所しか写っていませんが、全部で片側7箇所ありますので、全て外してください。ネジとシートの間隔が狭いので、シートを前後にスライドしたり、写真(右)の様に短いドライバーを使うと作業が楽です。



ネジを全て外したら、シートベルトのアンカーに注意しながら、サイドシェルを外します。
次に前席足元の上側のパネルを外す必要があります。




上の写真は下から助手席足元を撮影したものです。赤丸印のところにクリップがあって、このパネルが留まっています。手前側に3箇所、奥に2箇所、合計5つクリップがあります。ちなみに、写真に写っている四角い穴はヒーターの噴き出し口です。



このクリップを写真(左)の様にクリップに印されたマーカーが縦方向から、横方向(写真左)になる様に、90度ひねります。クリップの中心部分にマイナスドライバー等を入れて回せば楽ですが、馴れれば素手でも回せます。ちなみに、手前側3個のクリップは、上記説明の様に、「縦方向→横方向」で外れますが、奥の2箇所は反対に「横方向→縦方向」で外れますので、注意が必要です。90度ねじったら、クリップを左右に少しづらしてやると簡単にはずれます。5個全て外せば、パネル本体もすんなりはずれます。




さて、いよいよ本命の足元サイドのパネルです。上の写真の赤丸部分に樹脂製のピンがはまっています。この2箇所のピンを抜きます。



写真(左)のピンは手でつまむか、ラジオペンチ等でつまんでセンターコンソール方向に引き抜きます。写真(右)のピンは下から小さいマイナスドライバー等を差し込んで車両の後ろ方向に引き抜きます。



上記2本のピンを抜いたら、ちょっと外しずらいですがパネルを左右に動かしながら外します。



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