○なーさんは裏オフ開催の3日ほど前に、「11月2日に神戸に遊びに行きます。」とメールでS水@神戸さんに連絡をしたのですが、忙しいS水@神戸さんから返信が来たのが裏オフの前日。でも何とか開催された、○なーさんとS水さんの二人だけのミニミニ裏オフのレポートです。
この日、お仕事が終了した○なーさんは、S水さんからのメールを頼りに、S水号の停まっている駐車場に電車で向かいます。今年の夏にノロノロ台風が和歌山県に多くの土砂崩れダムを作り問題になりましたが、その台風で同じく土砂崩れで不通になった某神戸のローカル(?)線に、1時間ほどのんびり揺られて、やっと清水号の駐車場の最寄り駅に到着です。
駅の外に出ると、あたりはすっかり暗くなっていました。そして、秋とはいえ朝夕はすっかり寒くなった街中を半分凍えながら20分ほど歩くと、ようやくS水号の駐車場が見えてきました。
じゃ~ん! あたりは真っ暗ですが、コーティングが効いているのか、街灯の光を受けて美しいマグマレッドの肢体が浮かび上がってきます。10分ほど待つとS水@神戸さんが現れ、「今晩は何が食べたいですか? どこも予約していないので、何でもご希望の場所に行けますよ。」とのご発言。○なーさんとS水さんはしばし協議の上、今夜は『ラーメン』に決定!!
S水@神戸号に乗り込んだ二人が向かった先は『六甲道駅』付近のラーメン屋さん『しゅはり』というお店。この『守破離』(しゅはり)とは、諸説あります。茶人・川上不白が唱えた説が一般的ですが、もとは剣道の言葉らしいとい言う説もあります。意味は、あらゆる修行の道で己の技量を磨いてく過程を示している言葉です。つまり『守』は初期段階で、ひたすら師匠の教えを守り、技を身に着けていく段階。その次は『破』で身に付いた基本を元に、自分の創意工夫を加えて、『殻を破る』事。一人前になる事。そして『離』はさらに修行をして師匠を超え、自分の流派を設立できるほど技を磨いた状態。その道の達人になった状態の事です。こんなすごい名前のお店ですから、『味』の期待が膨らみます♪
運ばれて来たのは、わずかに濁りを伴ったサッパリした様子の塩ラーメン♪(¥800-) 麺にも拘りがある事が、大きなチャーシューの間からでも見てとれます。さて、肝心のお味はコクと深みがあるにもかかわらず、初見のあっさりした雰囲気を裏切らない見事なお味!! お仕事帰りにたまに訪れるというS水さんですが、激務の後のお腹にも優しい味です。軟らかく、それでいてしっかりと味の付いたチャーシューは1枚、3枚、5枚と枚数が選べるのも嬉しいですね。しらがねぎには干し海老が載っていて、魚介系のスープに絶妙なアクセントとなっていて、とても美味しい逸品に仕上がっています♪
また、絶品ラーメンと一緒に運ばれて来たのは、ミニチャーシュー丼(¥200-)。こちらも先ほどの美味しいチャーシューをサイコロ状に切ったものに、これまた本格的な削り節を贅沢をふんだんに載せて、葱と海苔でまとめた小丼です。まずはこのままチャーシューの甘ダレで美味しく頂きます♪ その後はラーメンのスープをかけて、雑炊風にしても最高です!!
さて、絶品ラーメンに大満足の二人は、近くに路駐(合法です!)していたカリブラに戻り、美味しかったラーメンの余韻に浸りながら、オフは解散となりました。
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