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広島県に灰塚ダムが完成しました。ダムは完成すると、一度満水の水位まで水を溜めて満水実験を行います。100年に1度の大洪水でもないとこれだけの水量は見られません。そこで中国支部長(?)のOKさんが、満水のダムを見学するオフを企画してくれました♪
さて、そうは言っても実はこの企画、日程を立てるのがすごく大変なのです。なぜならダムに水が溜まる速さは当然お天気次第です! 大雨が降れば一気に水位は上がりますし、逆に降らなければなかなか上がりません。しかも満水になると色々な実験(満水実験)をするのですが、これは何と約24時間で終了してしまいます。実験が終了すれば直ぐに放水が始まり水位はたちまち下がってしまいます。さらにさらに、忙しいP26のメンバーの多くは週末にしかオフに参加できません。そこにはOK幹事の大変な苦労がありました。
当初12日開催を予定していましたが、水位の上昇が意外と早かったので、急遽1週間繰り上げて開催。でもそんな努力が報われたのか、この日は満水まであと37cm!! 実際この3日後には満水となり、12日には既に放水後の通常水位に戻ってしまった様です。
そんなワケで、週末としては最高水位の灰塚ダムを、OK幹事をはじめ、地元のN村さん、東京から飛行機で参加のA山さん、MUSEさん、Oなーさんらの参加者はじっくり見学することが出来ました。(OK幹事様ありがとう!)
ところで、上の写真は普段は立派な「橋」なのですが、橋脚部分が完全に水没しています(驚)。本当に各所で普段は絶対見られない光景を見る事が出来て、参加された皆さんはとても感動していました。
しかもこの日は風も無く穏やかな晴天!! 見てくださいこの写真。鏡の様な湖面に対岸の山が映って、まるで上下シンメトリーの美しい風景です♪ これは100年に1度の大洪水の時でも見られませんね!
この写真では、右の竹やぶの上部だけが水面から出ているのが良くわかります。普通は水面ははるか下にあるのです。そんな風景に感動しながら、せっかくですのでダムのインフォメーションセンターにも行ってきました。
灰塚ダムのインフォメーションセンター内には模型のダムや、流域の模型もあり、ダムのことが分かりやすく解説されていました。このダムは水をせき止める堰堤が小さいのですが、流域の谷の形状からとても多くの水を溜める事ができるとても効率のよいダムだそうです。堰堤の高さは僅か50m。しかし、有効貯水量は47,700,000立法メートルもの水を溜めておけます。しかも昭和47年には大雨の影響でN村さんの住む街で軒下まで水がくる大洪水があったのですが、このダムが完成したことで、こう言った100年に1度あるかないかの大雨による水害からも守られる様です。
さ~て、ダムのお勉強の後は、ダム周辺の豊かな自然にも目を向けましょう♪ と言うのも、このあたりは「節分草」という小さい可憐な花の東洋一の群生地だそうです。しかもこの日はその花が咲くタイミングともピッタリ!! 早速見に行きました。
ほんとうに可憐な花が一面に咲いていて、多くの方々がカメラ片手に見に来ていました。そんな大自然の雄大さを感じるオフとなり、参加された皆さんはとても感動しておりました。
参加された皆さんお疲れ様でした。また日程変更のために参加できなくなった皆さん、申し訳ありませんでした。最後に幹事のOKさん、本当にありがとうございました。次回のダムオフは100年後ですかね~(笑)
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