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（２）メーリングリストの使い方

【はじめに】
　当メーリングリスト(ML)へ参加するに当たり、心の片隅に留めておいて欲しい事を幾つか記します。

【メーリングリスト（ML）とは】
　ある特定のメールアドレスにメールを送信（投稿すると言います。）すると、あらかじめメールサーバーに登録されたいるメンバー全員に配信される仕組みになっています。1対1でなく、常に1対多です。あなたが他のメンバーの投稿を受信して読めるのと同様、あなたの投稿も全メンバーの目に留まります。

【SNSとのちがい】
　最近の主流はＳＮＳ（mixiやみんカラなど）ですが、ＳＮＳが「自分のページに記載」することを主体にしているのに対して、メーリングリストは上記の様に「メンバー全員にメールを出す」システムです。それぞれの特徴として、ＳＮＳはあくまで「自分のページ」ですから極端な話し何を書いてもＯＫ的なところがあります。一方メーリングリストは「メンバー全員にメールを出す」ので、それなりに節度が必要ですし、ちょっと緊張します（笑）。しかし、メンバー全員が共通の話題で話しあったり、メンバー全員に連絡事項がある時は、メーリングリストの方が、簡単に確実に連絡することが出来ます。１００人のメンバー全員のＳＮＳページを閲覧して廻ったり、全員のページに同一の連絡事項を書き込むのは大変ですからね！まあ、現実的には使い方を工夫すれば、ＳＮＳでもメンバー間の連絡は十分可能ですが、Point26では、正式（唯一無二）な連絡手段としてメーリングリストを使っています。ＳＮＳはメンバー個人の情報発信源として、Point26としてもメンバー個人が自由に開設する事を推奨していますが、ＳＮＳに掲載してもそれは公式な情報発信にはなりませんのでご注意ください。

【いちばんたいせつなこと】
　誹謗・中傷・脱法行為など、不快に思う方が出そうな投稿はご法度です。また、皆さんは運転免許を所持できる年齢なのですから、同じ事を言うにも思いやりのある表現を考えましょう。メンバー全てが、あなたの顔見知りですか？　初対面の方には、どの様に接しますか? 目の前で、同じ事が言えますか?　投稿の前に、自問してみてください。
また、世間話しレベルはOKですが、本格的な政治的、宗教的な主義・主張もご法度です。利益目的の物品の斡旋や販売も禁止されていますが、メンバー間でのカリブラ関連品については例外的に節度のある範囲で容認しています。ただし、メーリングリストの使用は最初の広報的な部分だけで、以降は私信を活用してください。

【まずは肩の力を抜きましょう】
　「全員にメールを出す」システムだからと言って、硬くなる必要はありません。気軽な仲間との会話の様に、Point26は技術系の堅苦しい場所ではありませんし、そうしたくもありません。親睦を深める為、カリブラに関する事以外の雑談も大歓迎です。バラエティに富んだメンバーが、意外なネタにも食い付きますよ?

【素顔の君が好き】
　メール本文はプレーンテキストで書きましょう。全てのメンバーがHTMLを解釈できるメールソフトを使っているとは限りません。MLの本質は文字での遣り取りであり、体裁を飾る事ではありません。MLにおけるHTMLは、電話口でボディランゲージする様な物です。
また、1行は適度な文字数で改行しましょう。35文字程度が目安です。人によっては、句読点で改行させています。昨今は携帯端末が普及していますので、杓子定規に考えなくても良いです。あくまでも目安と思ってください。ただし、デコメ・絵文字はHTML同様歓迎されません。

【当然だけど、登録したアドレスからの投稿だよね？？】
現在私たちが使用しているメーリングリストでは、あらかじめ登録してあるメールアドレスからしか投稿は出来ない仕組みになっています。未登録の友達のパソコンからちょっと投稿！とかは出来ません。これはセキュリティー上の問題ですので、ご理解とご協力を願い致します。

【入会したら、】
初めての投稿は緊張すると思いますが、メンバーも緊張しています(笑)。その緊張をほぐす為にも、Point26に入会したら、まずは簡単な自己紹介を投稿してみましょう。入会の申し込みの際に書き込んだあなたの個人情報は、当然ですがメンバーの方々は一切知りません。ですから、「みなさん、こんにちは。今度入会しました○○です。私のカリブラは．．．」といったように、ご自身と愛車の紹介を是非お願い致します。きっと多くのメンバーの方々から返信のＭＬが届きますよ。

【無題YS】
メールの題名は一瞥して分かる内容に沿った物にしましょう。余りうるさい事を言うつもりはありません。　が、少なくとも車両に関する投稿で、「教えてください」、「こんにちは」などと漠然とした題名を付けるのは避けましょう。いちばん良いのは、中身の話題が何かが一発で理解できる題名がベストですね♪

【書き出しは、挨拶から】
メーリングリストは、メンバー全員に同時配信される『メール』ですから、書き出しは「皆さん、こんにちは。」みたいなのが、一般的です。読む人はそれぞれの都合で朝や夜など、色々な時間に読みますが、「おはよう」、「こんにちは」、「こんばんは」は、送信側の方がメーリングリストに書き込みをしている時間に合わせて書いている方が多いみたいです。
それから、だれかの投稿に返信するかたちで投稿するときは、「○○さん、皆さん、こんにちは。」と以前投稿した方のお名前（ハンドルネーム）を入れるのも、気遣いがあってすばらしいです♪

【君の名は】
挨拶が終わったら、メール本文で名乗りましょう。文言は何でも良いですが、「○○です。」位は書きましょう。Point26では多くの方が個人名をそのまま使っていますが、メーリングリストではハンドルネームでもＯＫですので、「○○です。」は是非書きましょう。
同姓の方がいらっしゃる場合、@に続けて居住地（都道府県など）を付記すると混乱しにくくなります。また、こういう時こそハンドルネームをうまく活用してください！！ハンドルネームを使って同姓の問題をクリアして、＠に続けて直近の近況報告を入れるなどして、コミュニケーションを深める使い方をしている方もいます。「○○＠現在神戸に出張中です。」など、なかなかメーリングリストでは書きづらい個人の出来事を『ひと言で報告』することでお互いの親近感が沸いてきます。
また、文末のシグネチャー(署名)は、あっても無くても構いません。付ける場合は、シンプルな物にしましょう。本文は2～3行なのにシグネチャーが10行――とかいうのは、やめてくださいね(笑)。

【添付は絶対無しよ！！】
画像などを添付しての投稿は、おやめください。
不特定多数に展開したい場合は各種Webサービスを利用するなどして、そこのURLを示す様にしましょう。

【リンクは、できたら無しよ！】
「ここのホームページを見てください。」的なリンクを貼った投稿は、迷惑メールやウィルス防止の為など、受診側の方のファイヤーウォールではじかれることがあり（携帯電話等に多いみたいです。）、全ての方にメールが配信されない場合があります。ですから、オフの告知など確実に全員に伝えたい情報の場合はリンクを貼ったメールの使用は控えましょう。一方では、オフの集合場所のレストランなどのURLのリンクが貼ってあると、多くの方がとても便利に使用できます。ですので、１つ目のオフの告知メールでは、集合場所のレストランはリンクを貼らずに名前だけで投稿。２つ目にオフの直前に出す詳細なお知らせにはリンク付きで投稿する。という様に、全員にお知らせする内容の時にはリンクは貼らずに、逆にプラスアルファー的な内容の時にはリンクを有効に使ってください。
また、受診側も出来れば複数のアドレスを登録して、どちらかのアドレスには確実のメーリングリストが受信できる様な準備をされるとより確実な運用ができます。

【押すなよ、絶対押すなよ！】
文章が仕上がって [送信]ボタンを押す前に、一呼吸置いてください。本当に、その文面で投稿してしまって良いですか? 緊急度(鮮度)や内容によりますが、できれば半日～一晩寝かせてみましょう。勇み足の部分・伝わりにくい言い回しなどが浮かび上がってきますよ。

【前のタクシーを追ってくれ！！】
文章の推敲はOKでしょうか？それでは、もうひと手間、宛先が point26@XXXX.com になっているか確認しましょう。当MLからの配信は私信の誤送信を防ぐ為、初期の返信先が投稿者になっています。MLに返信する場合、手作業で(能動的に)アドレスを変更します。
この対策をしているにも拘らず、私信のつもりでMLに投稿してしまう事が時折あります。投稿者宛の私信なのに、いつもの癖で返信アドレスを書き換えてしまうと悲劇が起こります。ながら作業をしている時は要注意です(笑)。いずれも投稿者の責任ですので、念入りに確認しましょう。
　誤送信した場合、素直に謝りましょう。皆さん大人なので、無かった事にしてくれますよ。
また、私信は受信者がMLへ誤送信しない様、題名に【私信】など付記する事をお勧めします。

【Re: Re:Re: Re[]: のれ】
お使いのメールソフトによりけりですが、返信時に追加される「Re:」を整理しましょう。冒頭に1つだけ「Re:」を残せば十分です。
ただ、返信と、返信の返信以降のメール（今、皆さんが話題にしているやつですよ！）という意思表示のために２個までは「Re:Re:」をつける手法もあるらしいので、「絶対１個じゃなきゃダメ」というものではありません。まあ見苦しくない程度には整理するのがエチケットって事で、気軽に考えてください。なお、私たちが使っているシステムは気が利いていて、[point26 ####] の部分は配信時に除去してくれます。

【それ全部知ってた】
返信する場合、全文引用は避けましょう。メンバーは、直前の投稿で内容を把握しているからです。引用は、どの部分についてのレスポンスなのかが分かる程度に整理する事をお勧めします。複数行に亘る文の場合、中略するなどの工夫をしましょう。大丈夫です。このMLには揚げ足取りなんぞいませんから(^_^)どうしても不安だったら、後から補足すれば良いのです。
例文を適当にでっち上げてみますが、これが絶対ではありません。様々なスタイルがありますので、実際の投稿を参考にしてくださいね。

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To: point26@XXXX.com
From: calibrossa@XXXX.com
Subject: Re: ４駆警告灯が点きました

皆さんこんにちは、赤3号@東京です。

ネプタコ1号さん：
＞クラッチ切り損ねてエンストしたら、４駆警告灯が点いてしまいました。
＞大丈夫ですか？
大丈夫です。
キーを一旦抜いてから再始動すれば消えます。

それでも消えない場合、フューズの19番を抜いて様子を見てください。
ただ、19番を抜くとFFになりますので、車両に余りよろしくありません。
早めに点検に出してくださいね。

では。

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赤3号
calibrossa@XXXX.com

p.s.
余談ですが、ニュートラルで空ぶかしを続けても4駆警告灯が点いちゃいます。
何故って言われても、そういう仕様なんです(笑)。
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【あの話しはどうなった？？】
さて、ここまでの説明で、MLもかなりきちんと使える様になったと思います。そこで最後の教訓として、慣れてくると陥りやすい、あやまちの例を書いておきます。
たとえば、「どなたか、○○部品は持っていませんか？」という『探し物』メールを出した場合、○○部品を持っている人が私信で「持っているからお譲りします」と回答すると、それで終わってしまいます。多くのメンバーの方が、『あの話しはどうなった？？』となってしまいます。そして、出来れば単なる『探し物』と『お譲りします』だけのMLで決着せずに、『○○部品をカリブラに取り付けて直りました』等々本当の意味での最終報告メールまでを、きちんとMLに出しましょう。そうする事でMLの話題は豊富になっていきます。
『探し物』メールを例にとって説明しましたが、全ての話題に共通した事です。MLで始まった話題は、きちんとMLで終了させましょう。

【おわりに】
point26のMLは1998年から住所を変えつつ運用されていますが、2011年の現在まで奇跡的にフレーミング(炎上)がありません。これは全メンバーの良識ある態度の賜物であり、そしてそれは、制約の無いゆったりとしたクラブ活動に反映されています。窮屈なクラブにしない為にも最低限のルールを守って心地よいPoint26ライフをおくりたいと思います。、皆様のご協力をお願い致します。