オーディオパネル廻りの外し方 |
オーディオパネル周辺を外すには、まずハンドルの奥のボスに相当する部分に付いている、上下の樹脂製の部品のを外します。(写真下の部品)
エンジンをかけて、上の写真(左)の様にハンドルを90度切ります。上の写真(右)の様に小さい蓋が出てきますので、これを外します。
そうすると、その下からネジが出てきますので、これを外します。(写真右)
同様に、再度エンジンをかけてハンドルを反対に90度回して、反対側のネジも外します。
両側のネジを外したら、再びハンドルを正面に戻して、上側の樹脂部品を写真(右)の様に、少しだけ浮かせておきます。
次にイグニッッション・キーの部分のゴム部品(写真左下)をつまんで引き出します。この部品は押し込まれているだけなので、簡単に外れます。ただし、装着時は位置合わせのツメが裏側にありますので、そこを合わせるようにして装着してください。
さて、今度は下側の樹脂部品を外します。(写真左)
写真は真下から撮影したものです。丸印のところ3箇所にネジがあります。赤丸と緑丸ではネジの種類が違いますので、装着時に注意が必要です。
3箇所のネジを外したら、下側の樹脂部品はぐらぐらの状態になりますので、イグニッションキー部分をずらしながら外してやれば、上の写真(左)の様に外せます。下側が外れると、ずらしておいた上側の部品(写真右)も簡単に外せます。
次に、メーターパネルの直ぐ下にある樹脂パネルを外します。写真(上)の様に真中の部分に指(爪?)をかけて手前に引き出します。そうすると中央部分のロックが外れて、真中が浮き出した様になります。この作業はできるだけ、樹脂パネルの温度が高いとき(夏)にやったほうが、樹脂が柔らかいので、やりやすいです。
写真(上左)では、指先がメーターパネルとの間に完全に入っているのが良く判ります。上の大きい写真と比べると樹脂パネルの中央部が浮き出しているのがご理解頂けるはずです。こうなったらこの樹脂パネルを「へ」の字に曲げながら両端のツメを左右のパネルから外していきます。
写真上は右側の端が外れかけているところです。この作業、初めての方にはかなり難しいと思いますが、慣れてくるとある程度の時間で出来る様になります。
右側が外れたので、同様に左側も外します。
両側とも外れたら、ワイパーレバーに当たって「ワイパーを動かしたりしない!」様に注意しながら、メーター直下の樹脂パネルを外します。
今度はメーターの上側のアーチ状の樹脂パネルを外します。これは写真(左右)の赤丸の部分にネジがありますので、それを外します。
2本のネジを外したら、写真(右)の様に下方向に少し動かしてから、手前に取り出します。
これで、メーター周辺が外れました。
次は、時計ユニットを外します。まずは時計ユニットの周辺のパネルですが、写真(左)の様に前かパチンとはまっているだけなので、下の方から爪をかけて手前に引っ張れば簡単になずれます。パネルが外れると時計ユニットの上下に詰ツメが出てきますので、写真(右)の様に上のツメは下方向に、下のツメは上方向に押しながら(こうするとツメがはずれますので)手前に引き出します。
時計ユニットを完全に引き出したら、裏側にコネクターがありますので、このコネクターを外します。(写真右)
上の写真は、時計ユニットを外した部分の拡大写真です。写真の様に赤丸部分2箇所にネジが出てきますのでこれを外します。
さて、今度は反対側の運転席側を外します。写真(左)の右手の部分にネジがあります。写真(右)がその部分の拡大写真になります。ここの赤丸部分のネジを外せば終了です。
以上でエアコンパネルは外れました。しかし、実際は裏側に配線のコネクターや、温度調整レバーに繋がっているコントロールワイヤーが装着されていますので、この状態では完全に取り外す事はできません。しかし、グラグラの状態にはなります。写真の黄色枠の部分が浮いているのが解かると思います。
さて次は、灰皿ユニットを外します。手始めに、写真(上)の緑の矢印の部分にあるゴムの中敷きを取り出します。これは、単に載せてあるだけなので、簡単に外れます。その後は写真(上)の赤矢印の方向に灰皿廻りのユニットを手前に引き出します。慣れないうちは、灰皿部分だけを先に取り出しておくと良いかもしれません。
灰皿のユニットは奥の方の左右2箇所のツメで留まっているだけですから、コツさえつかめば簡単にはずれます。この時一気に取り出さずに、装着時の位置関係をしっかり覚えておきましょう!!!(重要)
位置関係を覚えたら、写真(上)の様に灰皿ユニットを手前に引き出しますが、裏側にシガーライターンのコネクターが付いていますので、あまり手前までは引き出せません。手を回し込んで、コネクターを外します。
コネクターは写真(右)の様に、シガーライターの電源用として2極のものと、照明用の電源として1極のものの、合計2つありますので、両方とも外します。
灰皿ユニットを外して、奥を覗き込むと、写真(上)の赤丸の所にネジが2箇所見えます。この2箇所のネジを外します。
さて、ここで大きな「運命の分かれ道」があなたを待っています!! それは上の写真を良く見てください。ネジの部分は奥側から、ダッシュボード本体、オーディオ廻りのコンソールパネル、そして一番手前側にシフトレバー廻りのコンソール、の順で重なっています。この場合は大変残念ですが、シフトレバー廻りのコンソールを先に外す必要があります!! このホームページの「シフトレバー廻りの外し方」を参考にして、コンソールを外してください。
さて、運良く写真とは重ね合わせが逆だった方は、写真の赤丸のネジ2本を外します。
以上で、オーディオのパネルを外す準備が出来ました。ここからは、ちょっと大変な作業になりますので、先にある程度外れた時の写真(上)で、全体像を説明します。
写真(上)の赤丸印の部分は、エアコンパネルの奥側に回り込んでいて、先ほど外したネジでエアコンパネルと一緒にとめてありました。今エアコンパネルはグラグラの状態ですから、エアコンパネルの奥から、赤丸印の2箇所を手前に引き出してきます。
まずは、運転席側から。
写真(左)の様に、エアコンパネルを少し前に引き出しながら、オーディオパネルのネジ止め部分を運転席方向に横にずらしながら手前に引き出します。
次に、助手席側。
ネジ止め部分はエアコンパネルの下から上方向に向ってはまっていますので、エアコンパネルを上方向に、オーディオパネルを下方向に引っ張りながら外します。
上の写真は両方のネジ止め部分が外れた状態です。(ホッと一息です♪)
あとは、オーディオパネルごと引き出せばOKですが、この時にシフトレバーを傷つけない様に注意しましょう。
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オペルカリブラの各部の取り外しの解説です。自作派の方や、ちょっと部品を交換したい時に、是非ご活用ください。 ※なお、脱着等に際して生じた損害等については当ホームページでは一切その責務を負いません。あくまでも自己責任にてお願い致します。 |
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