正規輸入車のボディーカラーの正式名称 |
1994年~1997年までヤナセによって正規輸入されていたカリブラのボディーカラーについてまとめておきます。実は最近カリブラオーナーズクラブに入会される方々の入会届に、きちんと正しくボディーカラーを記入している方がほとんどいなくなりました!!??
これは、当然ですが新入会員の皆様を責めるわけではなく!! 当然といえば当然の事なのです。だって、中古車だから「カタログ」なんて無いし、唯一の手がかりの中古屋さんが掲示しているボディーカラーも、よほどヤナセの正規中古販売店のしっかりしたお店でも無いかぎり、「黒」とか「赤」とか書かれてあるだけですからね。
そこでやはりこういう時こそPoint26の先輩メンバーの方々の知識をお借りして、「正式なボディーカラー名称」と出来ればその「由来」ぐらいまではしっかりまとめておきたいと思います。
まずは、各年式ごとに販売されていたボディーカラーを下記にまとめておきます。これを見れば、たとえば「セラミックブルーのカリブラなら96年モデルの16Vだな。」等々、年式やグレードの不明な中古車をある程度推測する事もできます。
■1994年モデル
◆ターボ:ネプチューンターコイズ(深緑)、マグマレッド(赤)、ノバブラック(黒)
(94年は16Vの設定はありません。)
■1995年モデル
◆ターボ:カサブランカホワイト(白)、ネプチューンターコイズ(深緑)、マグマレッド(赤)
ノバブラック(黒)、スモークグレー(シルバー)
◆16V:カサブランカホワイト(白)、ネプチューンターコイズ(深緑)、マグマレッド(赤)
ノバブラック(黒)、スモークグレー(シルバー)
■1996年モデル
◆16V:カサブランカホワイト(白)、セラミックブルー(紺)、リオベルデ(緑)
マグマレッド(赤)、ノースケープ(紫)、オリーブグレー(金)
(96年以降はターボの設定はありません。)
■1997年モデル
◆16V:カサブランカホワイト(白)、リオベルデ(緑)、マグマレッド(赤)、ノースケープ(紫)
オリーブグレー(金)
下記には各ボディーカラーの写真と名前の由来(全てではありませんが...)をまとめてあります。カラーコードも調べて記載してありますので、オールペンなどする際の参考にしてください。ボディーカラーの名前の由来は、OPELから正式な広報がなかったり、諸説あったり...、と不確定な情報も多いのですが、我々POINT26メンバー間で情報を持ち寄り、概ね「これだよね!」というものを掲載しています。ですから、間違いのある可能性もある事を、ご了承の上読んでみてください。
ネプチューンターコイズ (カラーコード:357) |
光線の加減によっては、黒や上質な深緑と変化するこの色は、深い海の底に眠る神秘の宝石になぞられたネーミングです。この色本来の味わいを堪能するには、やはり日ごろのボディーケアが大切。常に「宝石」のように輝くボディーにして下さいネ! |
マグマレッド (カラーコード:547) |
これは判りやすい名称ですね。地球の地下深く、真赤に躍動する「マグマ」にちなんだものです。躍動的で燃え上がる様な赤を表現したものです。しかし、この色は色あせが激しい色でもあります。しっかり保管していかないとすぐに「マグマオレンジ」になっちゃいます。 |
ノバブラック (カラーコード:266) |
ノバは「英会話スクール」ではありません!! ラテン語で「新しい」とか「新鮮」という意味があります。(英語だと:新星) つまり「新しい黒」という意味です。ですので、いつも綺麗に洗車してあげないと、たちまちホコリが溜まって「農婆ブラック」になってしまいます。 |
カサブランカホワイト (カラーコード:474) |
カサブランカは地名ではありません! ユリの女王と言われる純白で大輪の花が咲く種類、「カサブランカ」がその由来です。花屋さんで買うと一輪5~7千円もする高貴な花だけに、しっかりワックス掛けしておかないと、「クスブランカホワイト」になってしまいます。 |
スモークグレー (カラーコード:140) |
スモークグレーを直訳すると「燻し銀」とでも訳せばよいのでしょうか。男性の魅力を現す「渋い」日本語でもあります。光沢を抑えた銀色は、重厚な落ちつきと、鋭敏な鋭さが共存する味わい深い色です。でも、汚くしておくとネズミ男になっちゃいますよ! |
セラミックブルー (カラーコード:286) |
<<調査中>> |
リオベルデ (カラーコード:369) |
<<調査中>> |
ノースケープ (カラーコード:290) |
味わい深いこの紫色は、北海の海藻の色をイメージしたものです。中古屋さんでは気軽に「紫」とか書かれてますが、仏教で「紫」は高貴な色! それを反映してか、新車時の実車は、ひときわ高貴なイメージに仕上がっています。大切に扱わないと仏罰がくだるかも… |
オリーブグレー (カラーコード:146) |
オリーブは欧州でとても大切にされている植物。実は食用だけでなく、オリーブオイルとして人々に愛されています。なかには一瓶1万円以上の高価なものもあります。この色は、そんなオリーブの黄金に完熟した実の色! ですから新鮮な潤いある輝きを保ちたいものです。 |
おまけ! 欧州のカリブラの「色」 (分かっている範囲だけです。) | 詳細 |
本国では、日本に正規輸入された以外の塗装色のカリブラが多数存在しています。正確には確認できてませんが、欧州で販売されたカリブラの純正色をまとめてあります。 |
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